2013年12月19日木曜日

光と色の印象


 気がついたら、もうアドベント(Advent)3週に入っていました。来週のアドベント日曜日は22日ですから、その2日後がもう聖夜(Heiligabend)となります。キリスト教暦では最も大切な季節です。

 アドベントという語はラテン語のadventusから来ており、「到来」を意味します。神の子がこの世に到来したという意味から「降臨」とも訳されます。「クリスマスの前の4つの日曜日を含む季節」と辞書に記されています。日本語では「待降節」と訳されていますが、クリスマス(キリスト降誕の日)というクライマックスを「待つ期間」という意味では、適切な訳であると言えます。


 この時期、クリスマスマーケットも最後の追い込みの段階で売る方も真剣なら、買う方も、忘れたもの、まだ調達してないものの補充で一所懸命になり、大変な混雑ぶりです。我が家ではもう用意万端すべて完了しているので、そんな雑踏を避け、今夜は街のイルミネーションやショーウインドウを見て歩きました。


 デュッセルドルフのイルミネーションの印象はあまり派手ではないということ、敢えて言えば、かなり地味なものだと言えるでしょう。先ず飾り電球の数が少ないし、赤や青等のカラーランプもほとんど使われていません。目抜き通りのケーニックスアレーの街路樹の飾り電球も、枝にまばらに取り付けてある、という感じです。しかし、光の量は少なくても、商店の照明も含めお堀の水に映るので美しさが倍加します。(それに比べ、You Tubeで見る東京丸の内、表参道、けやき坂の「イルミネーションドライブ」の華やかさはもう驚くばかりです。何千、何万本の木の幹から枝の先まで、余す所なくブルーがかったLED球で覆われています。これには大変な労力と費用がかかっているのでしょうね。) 


 唯一の例外は、シャドウアルカーデンの踊り場にある大クリスマスツリーのイルミネーションでした。ここでは毎時間数分だけ光のページェントが見られ、音楽と共にいろいろな色のランプが点滅し、人々の目を楽しませてくれます。午後6時私はそこに居合わせましたが、新設の「Don」ラーメン店で注文した豚骨ラーメンが運ばれて来たばかりだったので、席を外して写真を撮りに走ることが出来なかったのが残念でした!

 お店のショーウインドウはこの時期一番華やかにセットされます。12月だけで一年の売り上げの半分(以上?)が転げ込む季節なのですから無理もないことです。宝石屋、化粧品店は豪華さを表すゴールドを、そしてお菓子屋は可愛らしさを表す赤を主体にショーウインドウを飾ります。


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