2014年10月13日月曜日

ノルディックウォーキングとは?



 数年来私のやっているフィットネス運動はノルディックウォーキングである。訳せば「北欧風歩行運動」か?2011年から書いているこのブログに一度は載せたか、と今日チェックしてみたがどこにもない。中秋のすばらしい日曜日の今日、妻共々歩きに出かけたので、紹介旁々書いてみようと思う。

 発祥の地はフィンランドと聞く。クロスカントリーの選手が夏期のトレーニングに取り入れ出した運動方法で、雪のない季節の体力作りのための方策だった。ここドイツでもグループでやっていると聞くが、日本でも正式な登録団体があることをインターネットで知った。

 道具は至って簡単、通常のウォーキングシューズに2本のポール(ストック)だけだが、このストックがずいぶんと体力作りに貢献してくれる。歩く時に身体のほぼ真横か少し後の地面を力を入れつつ、突いて後に流すようにして手の平を開く(リストバンドつきなので落ちない)。そして前に引き上げる時にグッと力を入れて強く握る。歩きながら「結んで開いて」をくり返すのだ。これが上半身の筋肉作りを促し、同時に首や肩の血行を良くしコリをほぐしてくれる。

 ストックのおかげで歩くリズムが生まれ、歩幅も通常より広くなる。足首、膝,腰への負担が軽減され、こうやって歩くことでエネルギー消費量は通常のウォーキングの3040%以上も上がるという調査結果も出ている。


 今朝は自宅からNordparkまで歩いた。途中電車通りを過ぎすぐに小菜園の道に入った。公園はその突き当たりにある。途中2000歩ばかり歩いた時点で汗が出て来た。最近買ったi-Podの新型にはフィットネスのソフトが入っていて、歩数ばかりでなく所用時間、エネルギー消費量まで判るのでそれを試す目的もあった。


 公園内の花壇にはまだきれいな花が残っていた。そして噴水も勢い良く水を吹き上げていた。夏時間が終わる月末までにはこれも見られなくなるだろう。噴水の前にノルディックポールを持った老女の姿を見つけたが…。近頃こういうストック2本持った老齢の人たちをよく見かけるが、その用法は「転ばないため」の杖の代わりだ。だから力を入れることもなく、歩幅も小さくヨチヨチ歩きで、これでは本来のノルディックウォーキングにはほど遠いと言わなければならない。

 途中休憩もせず1時間余りで帰宅した。i-Podの記録は63004.8kmと出ていた。その他は間違ってボタンを押してしまってカロリー消費量など消してしまったのは残念。今月末には日本旅行をして,中山道と熊野古道でのウォーキング、瀬戸内海「しまなみ海道」でのサイクリングを計画をしているので、出発までの2週間その準備トレーニングとしてノルディックウォーキングを欠かさず励行するつもりだ。

1 件のコメント:

  1. 三千男さん。日本行きを意識して、いろいろな準備も大変ですね。でも貴台は基本的に若く、普段から訓練していて立派なものです。日本でのお天気が好いといいですね。日本でもだいぶ最近ノルディックウオーキングしている人を見かけますが「歩く場所」が狭く、自転車、歩行者などの居ないところを探すほうが忙しいでしょう。これは人の少ない(広々した)国で発達するスポーツかな。大阪の山さん

    返信削除