2012年3月21日水曜日

ベルリンのカレー味ソーセージ


 ベルリン(31619日、34日)旅行に子供2人(7歳、12歳)のいる姪夫婦の家族と共に出かけた。初日の午前中、お定まりのブランデンブルグ門、国会議事堂、首相・大統領官邸、クーダム、記念教会等の観光を終えたが、これらについて書くつもりはない。誰もが知っている余りにも有名な場所だから書くこともない。

 空腹を感じて目指した場所は、Schönhauser Allee Konnopkeだ。どんな有名レストランかって?いやいや、立ち食いをするソーセージスタンドなのだ!周りはタクシーやトラックが疾走し、もの凄い騒音をたてて電車が行き来する高架線の下にあるスタンドだ。なぜこんなところへやって来たのか?

 数週間前姪とその息子に“Schritte plus 3“という教科書を使ってドイツ語レッスンをしていた時“Currywurst“(カレー味のソーセージ)という読み物を発見、そこに „Konnopke-Imbiss“(コノプケの立ち食い屋)のことが書いてあったのだ。

 創始者はMax Konnopkeという人で、この同じ場所で店を始めたのはもう80年も昔のこと、ヒトラー時代、DDR時代を生き続け、立ち退きの命令にも、移転のオファーにもすべて耐えて今も同じ場所に店を確保している。現在は3世代目となり、彼の娘のFrau Waldraud Ziegvogel(73)と娘が頑張っている。この日も元気に働く彼女たちの姿を目にした。特に共産党時代には西側からの食材が手に入らず苦労した由、トマトペーストはロシアからパプリカパウダーはハンガリーから、その他諸々を苦労しながら入手し、企業秘密となる老舗独特のケッチャプの味を作り出した。焼いて小さく切ったソーセージにソースをからめ、その上にパラパラとカレー粉をかけて食べるその味はどこよりも美味しいという評判で、シュレーダー元首相もリピーターの一人だという。

 我々一行7人も勿論「カレー味ソーセージ、フライドポテトつき」を注文した。時間帯がラッキーだったのか、割合短い待ち時間で手に入ったが、帰る頃には長蛇の列で少なくとも1520分は待たされただろう。ベルリン観光ガイドブックに載っているので無理もない。立ち食いのためのテーブルはもちろん、最近出来た4つのテーブルのついた座り席の方もすべて満席となっていた。

 さて、お味の方は?もうわざわざここで説明する必要はないだろう、また文字で書き表せるものでもない。ベルリンへ行ったらぜひ試食されるようお薦めする。

4 件のコメント:

  1. ベルリンは未だ行った事がないので、早く実現できると良いのですが
    是非、ここへ行ってみたいと思います。
    ビールが良く合いそうなので夏がいいかしら? ^^

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  2. 美味しそうですね!カレー味のソーセージではなく、カレーパウダーがふりかけてあるのですか?今度ベルリンへ行ったら是非連れて行ってください。

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  3. Currywurstは私の中では独逸一の好物でした。Berlinは有名で日本でも様々な番組で紹介してますがこの店なんですね。かつて出張で訪問した際には確かメッセ会場内で食した記憶があります。味はDusseldorfのHBFと類似していたような・・でも・いつか次回訪問のチャンスがあれば食べたいです!情報ありがとうございました。

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  4. Miluさん、ベルリンは未知の都市ですか!私は東西分裂の時代から何度も訪れましたが、随分と変わりました。やはりドイツの首都だけあり、いろいろ垢抜けた場所が多く、見るものも沢山あります。例のソーセージ、確かに飲める人は皆ビールをとっていました。

    baabaさん、カレー味とは銘打っていますが、インドや日本のカレー(ライス)の味にはほど遠いです。ソーセージはそのものの味、ソースがいろいろ手が込んでいて、独特な味を提供されるのです。パウダーも香りはするけど、ピリリと辛いということもなし…。百聞は一見(一試食)に如かず、ですから、今度の機会にどうぞ。

    MANさん、安くて手っ取り早い立ち食いソーセージは、ドイツどこの町角にもありますね。日本で言えば立ち食いそばと言ったところでしょうか。味も町により、そんなに変わっているとは思えません。やっぱりマーケッティングの上手下手で売り上げも変わるのでしょう。

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