2014年2月28日金曜日

地下道の出口が…!


 昨年秋にはまだ、工事用のクレーンや掘り返した土などがゴタゴタ置かれていた我が日本人通り、Immermannstr.(インマーマン通り)の様相がガラリと変わっていました。以前の混乱状態については「四季折々のドイツ、2013926日、インマーマン通りの変貌」に詳しく書き、その後1119日にも写真を1枚掲載しましたのでご参照願います。それらがほとんど取り除かれ、今では大きな鉄パイプがその上に渡されています。底の方にはかなりの量の水が溜まっています。いよいよ本格的なトンネル工事が始まっているのです。

 地上のゴタゴタがなくなるとスッキリと視野が広がり、中央駅の方まで見通せそうです。反対側に回って駅を背にした場所から、工事の様子を見てみました。下の方に小型のクレーンを使って働いている労働者が数人いましたが、もうトンネルの出口が出来上がっているのが見られます。

 「いよいよですね。どの辺までがこの通りの地下トンネルの工事目的ですか」と現場の人に訊くと、「大体この辺りまでで、ここから先は従来ある通りにつながります」という返事でした。それはインマーマン薬局のあるほぼ10番地台の箇所です。「完成は?」の質問に対しては彼は肩をすくめるのみで、「神のみぞ知る!」とは言いませんでしたが、そんな雰囲気でした。

 そうしてみると、従来高架自動車道路だった「むかで橋」の、ベルリーナーアレーと分かれる最高ポイントからダラダラとインマーマンに下がってきたその部分が(100m弱か?)、今度はそのまますっぽり地下に移るということになります。とにかく不便さにイライラさせられている我々ドライバーたちにとっては、一日も早い完成が待ち遠しいことです。

2 件のコメント:

  1. 三千男さん。インマーマン通りが地下になって、自動車の通行はさらによくなるでしょう。こういう交通問題対策は先を見越して実行されるのでしょう。10年先や30年先には、ドイツ国やヨーロッパの連携、経済は「どうなっているべきで、それに対応する交通のあり方、エネルギーのあり方などのビジョン」があるのでしょうね。トンネルなど拙速型でないドイツの方向付けに”興味あり”です。大阪の山さん

    返信削除
    返信
    1. 交通の混雑を見越して、数十年前に打ち出したのが一方通行の高架自動車道でした。この町のものはわずか数百mの短いものでしたが、渋滞解決のために大いに役立ったことです。それから数十年、今度はそれをすべて地下に移すというプロジェクトとなったようで、それによってフリーになるスペースは緑化するそうです。

      削除