デュッセルドルフの日本人通りインマーマンシュトラーセ(Immermannstraße)は現在ほぼ通行止めに近い状態になっています!自動車は東西南北どちらの方向も一車線一方通行のノロノロ運転、歩行者の信号はカバーがされいつでも自由に渡れるようになっています。
そうです,2013年初頭から始まった自動車地下道工事が完成間近となっているからです。13年1月にはまだ自動車の高架線(Tausendfüßer=むかで道路)が撤去されておらず、何百何千という市民が記念の「渡り締め」を徒歩で行ったものです。自動車専用道路を歩かせるとは、市も粋な計らいをしてくれたものです。同年9月の拙ブログでは道路の掘り返しが始まった様子を書きました。そして2014年2月にはトンネルの出口らしきものが見えています。そして撤去から2年経った2015年の4月にはきれいに化粧をした出口が姿を現しました。
さて今年も下半期に入ってこの大工事は大詰めを迎えたようです。この数週間のインマーマン通りの混雑は,上に書いた通りの今まで経験したことのないようなものです。ご覧のように通行止めの黄色い柵が乱立し,ブルドーザーが騒音を立て人も車も戸惑っています。自動車の方は諦めてこの方面に来る数がグッと減りました。我々歩行者は初めこそびっくりしましたが判ってしまえばしめたもの、信号機がないのですからいつ何時でも横断自由です。
Karstadtデパート行きの反対方向に延びるKreuzstraßeでは、またブルドーザーによる新しい掘り返しが始まっています。耳をつんざくものすごい騒音、何のための工事でしょう。また開通が遅れるのではないかと心配させられます。
今年初めに新ホテル建設のため立ち退きOststraßeの店を締めた「丸安」のご主人は、3月にはインマーマンで新レストランと総菜屋を開く予定だ、と言っておられましたが、いろいろな規定に阻まれその開店が遅れていました。でも、数日前奥さんにお会いした時「あと1週間か10日でしょう」と言っておられました。新トンネル出口完成と時を同じくしての新規開店はむしろベターなタイミングかもしれません。今日そこへ行って見ると新看板はすでに掲げられ、工事人はまだ沢山働いていましたが、外から内部の様子を伺い知ることができました。左側は立派なカウンターそして右は気持良さそうな座席が並んでいます。ここで有名なシェフUさんの天婦羅がまた味わえるのも間もなくのこと,その日を楽しみにしているのは我々夫婦だけではないでしょう。
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