7月27日(日)ロンドン滞在も最終日となりました。日曜日であることから、上の娘は市内各地で開かれる「蚤の市」に行きたいと言っていました。しかし、小さい子供たちを連れ人込みの中を歩いて古物を探すのも大変だろう、と思い返し、特に一番小さい4歳男児で、自動車をはじめ動くものに目の色を変えるジョエルのため、「ロンドン交通博物館」のあるCovent
Gardenへ行くことにしました。
有名なRoyal Opera
Houseの所から入ると、すぐ前方にThe Marketが目に入ります。屋根のついた屋内ではアクロバットのお姉さんの演技が始まるところでした。しばらく見ていると、娘婿のUweが引っ張り出され曲芸のアシスタントを努めることになりました。あれこれ命令されるままに剣やロープを手渡し、照れながらも観客に大いに受けていました。その他ここでは大道芸人があちこち出て面白い演技をしていました。
ミュージカル「マイフェアレディ」でエライザが花を売っていた青果店は今はなく、このマーケット内にはおしゃれな専門店が並び買い物客も多くやってきます。その中にある「手作りのアートとデザイン」のApple Marketでは芸術家が自分の手で創作した見事な作品を展示販売し、買い求める人も沢山いました。
買い物の後は食事がどうしても必要、そのための軽食レストランやカフェがあちこちにあります。良いお天気のこの日は道路沿いにテーブルと椅子が並び、ギターを弾きながら歌う大道歌手の歌を聴きながらコーヒーとケーキで一休みの人々。マーケットの屋内通路から下のレストランを見ると、大鍋の中は鮮やかな黄色のサフランで色付けされたパエリアで、これが一番人気の昼食のようでした。
もう一つのスペースでは、カラオケ方式でバックに音楽がかかり、その前で歌うのは本格的な歌手たちです。オペラハウス所属のプロで、歌われるのは有名なオペラのアリアばかりです。しばらくすると演奏者交替で、弦楽五重奏となりロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲が流れます。演奏が終わると係の人が「歌手のため、演奏者のために寄付をお願いします」と竹籠を持って回ります。
このように買い物、食事、音楽、大道芸を楽しみつつ、Covent Gardenでの半日は過ぎました。3−4時間経っても「交通博物館」に入った小さい子供は出てきません。乗って楽しむものが多くまだまだ離れ難い、とパパからSMSで連絡があったので、他の大人たちと大きい子供たちはRegent StreetやOxford Streetへロンドン最後の買い物に向かいました。
5階建てのオモチャの大デパートHamley´sとカジュアル洋品のUniqloが皆のお目当てで、夕方近くまで買い物は続きました。
このようにして7日間のロンドンの楽しい旅行は終わりとなりました。
三千男さん。ロンドン滞在もお孫さん達や皆さんのおかげもあり、楽しかったですね。写真から推測すると、このバカンス中には雨や、風はなかったようで、幸いでした。こちら台風一過での西日本では、うらやましい好天期間でしたね。6月、7月は好いお天気が多いのですね。ロンドンの僕のイメージでは、夏場といえど、一週間雨がないのは奇跡みたいですが。特にコベントガーデンなど天候がラッキーで好かったですね。大阪の山さん
返信削除秋から冬にかけてのロンドンの不順な天気と、世の終わりを思わせるようなあの暗さを知っている者にとって、この1週間は奇跡のような上天気続きでした。只一回だけ(金曜日)、セントポール寺院の近くで夕立にあい雨宿りしましたが、それも30分ほど。後はほとんど晴天に恵まれた日々でした。天気もさることながら、全員まったくの健康・無事故で連日一緒に活動できたのはなによりの幸運だったと思います。そう、大道芸人の活躍するコベントガーデンでは天候が決定的な要素となりますね。
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