2014年8月2日土曜日

ロンドン旅行 3


 723日(水)は最年長の孫ハンナの11歳の誕生日。旅先なのでささやかなパーティーとなりましたが、宿舎の近所でケーキ、ロウソク、花を買って用意し、朝食後皆でハッピーバースデーを歌いお祝いしました。

 ハンナの希望を入れこの日はグリニッジ行きとなりました。これは彼女が学校の英語のクラスで習ったことと場所を自分の目で見てみたいと望んだからです。テムズ河畔の観覧車ロンドンアイのところから船に乗ると、グリニッジまでは40分そこそこです。途中ロンドンブリッジをはじめいろんな橋の下を通り、地下鉄よりずっと面白くなります。


 グリニッジには海洋博物館、カティサーク号(中国貿易に活躍した帆船)、クイーンズハウス等いろいろ見るところが多くありますが、お目当てはなんといっても小高い丘の上のOld Royal Observatory(旧天文台)です。ここにある東半球と西半球を分ける経度0の線を皆でまたいで写真を撮ったのはこの日の良い想い出となりました。





 724日(木)は妻のたっての希望でユネスコ世界遺産であるKew Gardens(キュー王立植物園)へ行きました。18世紀半ばに創立されたこの園には長い歴史がありますが、現在では132 ヘクタールの広大な敷地と3万種類の植物を誇る世界一の植物園として知られています。


 植物と花の趣味をもつ我が妻も、何百年かの期間に育った大木とかつて見たことのない植物の種類の多様さに驚いていました。中でも、恐竜が食べていたと言われる9000万年も昔の樹Wollemia nobilis(最近オーストラリアのある谷で見つかった化石の植物と呼ばれる)が鉄柵に囲まれて植わっているのを発見、大いに感激していました。

広大な緑の原や芝生、高い樹々を18mの高さから観察出来る「樹木の梢の散策路」、靴を脱いで歩き回れる「裸足の道」、そしてバナナが連なってぶら下がる熱帯植物のための温室(パームハウス)等、子供も大人も夕方近くまで時間が経つのを忘れて楽しんだ一日でした。


2 件のコメント:

  1. 三千男さん。関係者皆さんとご一緒に自然や歴史と触れあえたのは幸せでしたね。天候が良かったり、皆元気であることがそれ以前に大きな要因でしょう。孫も大きくなり自分の意識が出来上がってきたり、仲間の一人に病気やけがなどが発生する要因もあります。いま現在の幸せを大切にしてください。この状態がもしかして、貴君の最高の幸せなのかも。長く続くことを念じます。大阪の山さん

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    1. 山さん、本当におっしゃる通り、メンバーの誰にも病気や怪我の事故が起こらず(おじいちゃんが少々バテただけで!)連日天候に恵まれ、こんな楽しいことが出来きた今の時期が私にとって最高に幸せな時です。これからも出来るだけこんな機会を共に持ちたいと願っています。

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