今月は、冬の季節に履くためのズボン3着を縫い上げました。これで寒さが訪れても大丈夫です。
3着目はいつものコールテン生地は止めにして、少々値段は張るがウールの生地で縫ってみました。裁断する前に湯につけなくても良いのは楽です。「生地を洗いたいのなら冷たい水で。洗濯はドライクリーニングに出して下さい」と、デパートの生地部門のおばさんから注意を受けました。
ズボン縫いの行程は主に4つ。先ず後ポケットから始めますが、今回も片玉縁ポケットにしました。数着続けてこれでやったので、やっと満足に行き、短時間できれいな仕上がりとなりました。行程の2は縫い目を使った脇ポケットの作成です。後も脇もスレキでポケットの袋布を作ります。
次に前開き作り、ファスナー付けです。これもYou Tubeの動画をお手本を参考にしながらスムーズに出来ました。ファスナーの寸法は15センチか18センチ、見返しも持ち出しも、芯を入れるか入れないかでかなり出来上がりの感じが違ってきます。しっかりしたウール生地の場合は芯入りで少し厚くなりすぎるかもしれません。
それから股下股上を縫った後、ベルトとベルト通しをつけ、裾上げをすれば完成です。今回はウール地のフォーマルなズボンなので、アイロンで筋もつけてみました。
頭の中ではたった4つの行程を追っていますが、いざやってみるとやっぱり男物ズボンは時間がかかります。その後妻の要望でスカートを縫ったのですが、裏地をつけてもわずか2日で仕上がり、その簡単なのに気が抜けました。それにズボンの場合、使う糸の量も多いのではないか?下糸をなんど補充したことか?大して長い脚でもないのに、やっぱりズボンだからでしょうね。とにかく、これで冬期のズボン対策は完了です。