今朝(3月7日)町で友人と会う約束があったので地下鉄の駅まで出かけたが…。いつまで経っても電車が来ない。電光掲示板を見たら「今日は全日ストライキです!」。腹を立てたが仕方ない、町へ出るのはあきらめた。
駅の前のロータリーに「クロッカスの日」“Tag der Krokusblute“という新しい看板が立っていた。期日は3月10日、市内のデパートの野外舞台で開催とある。これは毎年ライン河畔に咲く「ライン河畔の青いベルト」“Das Blaue Band am Rhein“と名付けられている、500万株咲くクロッカスの季節を始めるお祭りである。2009年に始まったこのプロジェクトは、全長1.3km、幅30m、面積2400平米のおよぶ大規模なものだ。10日といえば3日後だ、そうすると河畔にはすでにクロッカスがかなり咲きそろっているのか?きれいな盛りの写真を撮るのに遅れては一大事と、早速自転車を走らせた。
顔に当たる風が冷たい!天気予報では10℃を超すと言っていたのに、今日はどんより曇って精々7−8℃だ。川縁について見渡したが、まだ花盛りにはほど遠いことがすぐに判った。例年通り青一色(?)で咲いてはいるが、先年に見たあの見事さには遠く及ばない。でもせっかく出かけてきたので一応撮ることにした。数日か1週間後太陽が輝く快晴になったらもう一度改めて来なければならないだろう。
「青いベルト」というのが正式名称なので私も「青一色」と書いたが、写真で見る限り(また実物も)日本人の我々の目には紫色にしか映らない。これをドイツ人は青(ブルー)というのだが、本当の空や海の「青」とどう区別するのだろう?
妻が「公園のクロッカスもかなり咲き始めたわよ」と言っていたから、帰路「北公園」(Nordpark)に立ち寄ってみた。ここは「青」だけではなく、その他にも白も黄もまだらの花も混じって咲いていた。どちらも今週末くらいからクロッカスシーズンの本当の幕開けとなりそうで楽しみなことだ。
綺麗に咲いたクロッカス、これでもまだ「幕開け」なのですね?咲きそろったらどんなにか見事でしょう!又写真見せてください。500万株のクロッカスは季節が来ると毎年自然に芽を出すのでしょうか、それとも年々新しい球根も足すのでしょうか?
返信削除baabaさん、
返信削除昨日見た河畔のクロッカスは正直言って少々ガッカリでした。遠くから見るとずっとつながっているようですが、近くに寄るとまだまばらにしか咲いていないので。もう1週間ほど待ってみます。
既に植えたものは毎年出てくるようですが、市のホームページによればさらに50万個のオランダ産青系の球根を植え、「青いベルト」の全長も2.5キロに延ばしたということ。段々我が家の方面に延びてきます!
三千男さん。クロッカスという花は日本であまり見たことがありません。色とりどりの綺麗な花ですね。地中海原産と聞きました。早春の花のようで、まだ早春の貴地を思い浮かべています。でもこれから自生も植え付けも色々花が見えるいい季節ですね。楽しみ。大阪の山さん
返信削除やはり地中海沿岸、小アジア原産の花ということで、日本ではあまりポピュラーではないのでしょうか?こちらでは春先になるとあらゆるところに花を咲かせるので、本当に春の到来を告げる早春の花として人気があります。我が家でも秋に庭の芝生に球根を植えておいたら、春にはちゃんと出てきました。手間のかからない花でもあります。
返信削除このクロッカスの花を今日生徒さんのアパートの庭に植えてあるのを見ました。
返信削除所々でしたが、可愛らしくお庭のアクセントになっていて思わず微笑んでしまいました。
暖かくなるにつれ、いろんな花が咲き始めるので楽しくなりますね。
クロッカスは、見る人を思わず微笑ませてくれる花ですね。
返信削除日一日と花壇や草原に咲く花が多くなる良い季節です。花もさることながら、森の樹々の新緑も目に鮮やかで私の好きなものの一つです。今のところまったく葉っぱはなく、ずっと遠くまで見通せるので散歩の時驚くほどです。