明るい太陽が輝く日が続いているが、今度は気温がぐっと下がって来た。道行く人々も「急に寒くなりましたね」という挨拶を交わしている。
しかし新年が始まってから2週間というもの、暖かい気候が続き湿り気も十分あったため、公園の植物・花たちは春の到来か、と早合点したようだ。日曜日の午後カメラをさげてNordparkへ行ってみたら、春先でなければ咲かない花がいくつか咲き始めていて驚いた。
先ず公園の入り口に咲く黄色い花はオウバイ(黄梅)。これはドイツ語で「冬のジャスミン」(Winterjasmin)というのだから、今の季節に咲くのはよしとしようか?
次はキンポウゲ科の紫色の花「クリストローゼ」(Christrose)。これも一応寒い季節の花だが、「こんなに開花するのは早すぎる」と植物に詳しい我が妻が言う。
この可愛い花はヒナギク(デイジー)。確か開花期は春のはずだが、こんなに咲いているとは!
そしてスイセン。イースターのシンボルであるためドイツ語では「イースターの鐘」(Osterglocken)と呼ばれる春の花が、ご覧のようにもう咲いていたのだ!これはもう狂い咲きというほかない。
さて、人間様の方は明るい太陽のもと、何チームも公園のあちこちで、こんな球技に熱中していた。ルールはよく知らないが、たしかフランス語でペタンクというゲームだ。重そうな鉄のボール数個を、手の甲を上にして空中に放り投げてカチンカチンと当てて遊んでいるが、
日本ならさしずめゲートボールほどの、大して運動にもならない、体力は使わない中高年の男女のスポーツらしい。だから若い人は全然やっていない。しばらく観察したが、自分でやってみたいとは思わなかった。
ドイツのペタンクという遊びはイタリアのボッチャに似ているかしら?
返信削除私もルールは良くわかりませんが、こちらもお年寄りの男性の方が楽しそうに遊んでいます。
今、日本ではお年寄りのグランドゴルフが流行っているようです。
いくつになってもスポーツは良いですね。
Miluさん
返信削除Pétanqueという語はフランス語のDVDレッスンで覚えたもの、ドイツではみんながブルとかブールとか呼んでいます。フランス語の「玉、球」のbouleを使っているらしいです。とにかく、たくさんのじいさんばあさんのグループが出て来てやっています!自分の投げる番以外の時は突っ立っているだけ、退屈そうなので私はやりたくありません!
ミッチーさん
返信削除寒い時期で、小さい蕾の開花は何となく心温まる発見です。
植え付けしたものではないのでしょう?
春先の、ノルトパルクでのいい発見ですね。
山さん(大阪・豊中)
山さん
返信削除公園の花はどれも、公園課の職員さんが植え付けしたものです。彼らはほとんど年中仕事をしているのを目にします。おかげで我々市民は、四季折々のきれいな花々を楽しむことが出来ます。