2011年10月6日木曜日

カボチャの季節


 去る日曜日、久しぶりに隣町Ratingenまで車で出かけ、そこの森でノルディックウオーキングを兼ねてしばらく散策をして来ました。10月に入ったこの頃はやはり、森には少しずつ秋の気配が漂い始めていました。

 その帰り道、日曜日でも開いている村のビオショップに立ち寄りました。ドイツには店舗閉店時間法(Ladenschlussgesetz)という法律があり、日曜日に店を開くことは許されません。以前は平日でも午後6時半、土曜日は2時半閉店と厳しく決められており、そのため働いている人の買い物時間が限られ苦労しました。それが最近ではずっと緩くなって、夜10時まで買い物ができるようになりました。しかし日曜日は未だに厳しく、通常は許されず年に何度か特別な日曜日だけ店を開くことが許される、という状態です。

 しかし上のショップは毎日曜開かれており、これは町から特別営業許可を得ているのでしょう。とにかくここは、日曜日にドライブを兼ね買い物に来る客で賑わっています。その店の前にあるビニールハウスで見つけたものは…!

 今まで一カ所でこれほど沢山のカボチャを見たことはありませんでした。色といい形といい、カボチャもこれだけ集まると見事です。とてもカボチャには見えないものもあり、驚きの連続です。しかし意外なことに、これだけある中で「食用カボチャ」(Speisekürbis)の棚には小型の赤っぽいカボチャ(Hokkaidoという名前がついている!)が少し乗っているだけです。あとは飾りのためのものなのでしょうか。 普通のスーパーに並ぶカボチャの数も大したことはないし、ドイツ人はあまりカボチャを食べないのではないか、という印象を受けます。それでも今朝中央駅の書店で見かけた1冊の本には“Kürbis & Co.“(カボチャとその仲間)という題がついていましたが、内容はパンプキンパイをはじめ、カボチャを使ったお菓子ケーキの作り方が多いようで、結局買いませんでした。

 カボチャの食べ方には、煮る、焼く、油で炒める、スープにする、菓子やパンに入れたりトッピングに使う、油を採る、種も乾燥させスナックとする等々、いろいろあります。食用だけでなく、薬にもなるし、家畜の飼料にもなります。中味をくりぬいた飾りもののカボチャ、ハロウイーン祭のジャック•オ•ランタンは有名です。

 先日「ホッカイドー」を175セント(安い!でもディスカウント店での話。上のショップでは1kg=1.5ユーロとなっていました)ほどで買って煮付けてみました。包丁で切るのも難しいほど皮は硬いですが、鍋に落としぶたをしてしばらく煮るだけで、この硬い皮も柔らかくなります。煮れば煮るほど甘さが増して来る、このおいしさと料理の仕方をドイツ人に教えたいものだ、と思いました。

7 件のコメント:

  1. This looks marvelous!!! We'd love to share recipes, all our family are great pumpkin lovers and Jeremy has an exquisite recipe for making Kabo-cha pumpkin...

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  2. Hi Esther,
    I didn´t know that you and Jeremy are pumpkin-lovers, -eaters! Do share with me some of your good recipes. Probably I´ll buy also the recipe book "Kürbis & Co."(5 Euro!) which I saw at the bookstore at the central station yesterday.

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  3. のんびり屋のイタリアも8年くらい前から大手スーパーが日曜日にも営業するようになりました。
    私は以前の時間帯に慣れてしまっているので、日曜日にスーパーへ行く事はまずありません。^^;

    日本と違ってカボチャの種類が多いですよね。
    私も友人の畑で採れた物を頂きました。
    中を見てから料理法を考えたいと思います。

    ちなみに、うっちょのママさんはカボチャを梅干しと煮ています。以前頂きましたが美味しかったです。

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  4. One pretty standard one we always make goes something like this:

    2 lbs. kabocha squash, peeled and diced into 1"x1" cubes (approx. 6 cups)
    1/2 cup dashi
    2 Tablespoons sugar
    1 Tablespoon soy sauce


    Wash kabocha and dry. If the skin is in good condition, there's no need to peel it. Cut in half, and again into quarters. Scoop out the seeds then cut into 1"x1" cubes.
    Put water, sugar, soy and salt in a sauce pan then add the kabocha cubes. Bring to a boil and place lid on pan, turning down heat to a low simmer for 15 minutes. Keep an eye on the amount of liquid in the saucepan, you don't want it all to evaporate and burn the kabocha. Cook until done, when a chopstick easily pierces the flesh without it falling apart. You don't want the kabocha too hard or too mushy.
    Serve chunks hot or cold with any leftover liquid sauce


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    But we'd LOVE to hear your ideas!!!

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  5. Liebe Esther,
    was für ein Zufall! Das ist eine typische Omas Rezept in Japan, und ist genau wie ich Kürbis zu koche. Auf jeden Fall vielen Dank für die Info: Deine hat einige gute Punkte wie z.B. "dashi", die Propotion Zuccher vs.Soja Sauce, etc.
    Unsre Lieblingsrezept ist "Kürbis-Gnocchi". Viel einfacher als mit Kartoffeln und schmeck auch besser. Kürbis weich machen mit Mikrowelle, zerquetschen, mit Eigelb, Mehl, Salz & Pfeffer mischen. Den Teig in Spritztute füllen, schneiden in 2 cm, und kochen im heißen Wasser. Für die Sauce: Butter schmelzen, mit Sahne, Salbei-Blätter mischen und mit Salz + Pfeffer würzen.Das ist alles. "Try it!" Wenn Du willst, schicke ich Dir die detaillierte Rezept.

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  6. Miluさん
    この写真のように何百、何千個というカボチャ、食べない分はどう処分するのでしょう?一寸心配になります。ドイツに住む下の娘は、小さい子供たちを集めてカボチャの中味をくり抜き、目鼻つきランタン飾りを作ったようですが、食べられる中味は恐らく捨ててしまったのでしょうね。
    カナダの上の娘は上記のように、日本風に砂糖と醤油で料理して食べているようで、感心感心!カボチャが手に入ると私がよく作るのはイタリア料理のレシピーで見つけた"Gnocchi di zucca"です。マッシュするのにじゃがいもより易しいし、味も格別です。梅干し入りカボチャ!もう口の中で、どんな味か判る(想像出来る)ような気がしますが…?

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  7. Danke!!! Das probieren wir bestimmt mal aus, schick gerne das detaillierte Rezept, Gnocchi sind ebenfalls sher beliebt hier :-).

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