ここにあるのはケーキ用の型(Springform)です。我が家ではこの3種類をよく使いますが、この他にも、デパートのお菓子焼き用品の棚には何種類もの型が並んでいます。焼くお菓子の種類によって、いろいろ使い分けをするわけです。
今回初めて焼いたのはドイツ語でSchmantkuchenというケーキで、直径26センチの丸い型を使いました。私も今度この“Schmant“という言葉は初めて知りました。辞書には「乳脂、生クリーム」と出ています。でも「乳脂」ならSahneやRahmという言葉のほうがよく使われるし、Schmantとどう違うのかわかりません。それはともかく、忠実にこの名称のついている材料を買って来て使いました。スーパーでも売っている種類が少なく、売り場の棚で見つけるのに苦労しました。
まずケーキの土台になる練り粉作りには、小麦粉200g、バター125g、砂糖80g、卵1個を混ぜ合わせ捏ね、それを丸めて冷蔵庫に30分ねかせます。そして型に敷いて縁を高くしました。次はケーキの主要部分となる中味の準備です。上の乳脂200gと凝乳(Quark)500g、砂糖150g、卵黄3個、牛乳125ml、オイル大さじ2杯、バニラ砂糖1パック、粉バニラ1パックを良く混ぜ合わせます。乳脂と凝乳で計700gですから、大部分が乳製品であることが明らかですね。生クリームと言っても液体ではなく、プラスティックカップからスプーンですくい出す柔らかい固体です。これを土台の中に流し込み、180度に熱したオーブンの最下段で約1時間焼きます。
さて、これにデコレーションとなる部分をつけます。これはメレンゲ作りの要領で、卵白3個に砂糖大さじ3杯を加え角がたつまでよく撹拌し、焼き上がったケーキの上に均等にのせます。それを再度180度のオーブンの中段で、きれいに色づくまで15−20分焼くと出来上がりです。
初めてにしてはまあまあの出来だ、と自負しています。全体を12片に切ったら丁度よい大きさになりました。甘さをひかえた味でお腹にもたれることもなく、試食した人々にもおいしいと言ってもらえました。さて次はどんなケーキに挑戦しようかと、いろいろレシピーを探しているところです。
子供から大人まで美味しく頂けるケーキですね。
返信削除乳脂=生クリーム
凝乳=??? 何かしら?
チーズの一種なのかしら?
Miluさん
返信削除Quarkは独/伊辞典によれば(formaggio tipo)ricottaとなっています。リコッタならイタリアにお住まいの方には、もうおなじみの乳製品でしょう?Miluさんはお菓子焼きはなさるのでしょうか?私の得意なのは、10年以上焼いている純和風の「カステラ」です。一度試食していただきたいものです。
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hmmm .... looks delicious!
返信削除美味しそうですね!
返信削除近くならばご馳走になりに行きますのに・・・・
自画自賛になりそうですが、ほんとに美味しかったです!
返信削除でも、我々2人だけの家族では、直径26センチのケーキは新鮮なうちに食べきれません。それで友人/知人たちに届ける「ケーキおじさん」が忙しくなります。