2013年7月19日金曜日

キルメス 2013!


 ライン河畔最大のキルメスの時期です!このところ快晴が続き一滴の雨も降らない、それだけにこの移動遊園地に来る客の数も大変なものらしいです。

 私のブログを見ると、去年も同じ日にキルメスについて書いています。そして最近その古い記事「キルメスがやって来た!」(2012年7月19日)を見て下さる方が多いことが判ります(ページビューが1日で60を超えています!)。去年は午後早い時間に出かけたので、今年は黄昏時から夜にかけて、ネオン・イルミネーションが輝く様子を撮ろうと9時近くに出かけました。

 キルメスの語意や歴史については去年詳しく書いたので、今年は省きます。去年の「キルメスがやって来た!」と合わせ読んで下さい。来訪者の顔ぶれだけは昼と夜でずいぶんと変わり、子供や年配者が減り若者が大部分を占めます。ビアホールもソーセージスタンドも満員、どの絶叫マシーンも満員盛況で待つ人の長い列が出来ます。

 お目当てのイルミネーションは、辺りが少しずつ暗くなるにつれ、輝きを増して行きます。クリスマスライトとは違い、各スタンドがまちまちに色や形を選ぶので統一感はまったくありませんが、それはそれで面白味も見られるな、と思いました。夏のお祭り雰囲気を楽しむには、こんな背景が必要なのでしょう。

 何万、何十万という人出にもかかわらず、会場はさして混雑はしておらず、来訪者のお行儀の良さに驚かされます。絶叫マシーンから発するキャーキャーという声は聞こえますが、そのほか会場で酔っぱらって大声を出したり、からんで来る人はいません。パトロールの警察官も数人見かけましたが、仕事がなく手持ち無沙汰のようでした

 ライン河の向こう側はアルトシュタット。この期間だけ特別フェリーが客を運びますが、これが人気の的となっておりほぼ満員で常時往復します。私が乗ったのは午後10時近くで、ライン航行の運搬船は見られなかったけれど、昼間はどうなのでしょう?わずか数分のフェリーですが衝突の危険は?それとも夜間だけの営業なのでしょうか?その辺は聞きそびれました。

 フェリーから、またアルトシュタット側から見たキルメス会場は、暮れ行く夏の空を背景にとても印象的でした。特に高くそびえるジェットコースターや大観覧車のイルミネーションが夏の想い出を作り出してくれます。7月12日に始まり21日で終わるキルメス、今日(19日金曜日)は最後のハイライトとして花火が上がるので今晩の人出は最高に達することでしょう。

4 件のコメント:

  1. 随分大がかりな移動遊園地ですね。黄昏てなお明るいそして涼しい中でみんな楽しそうですね。
    幼いころから夜店、花火、盆踊り、それに絶叫マシンも大好きでした(今乗ったら多分あの世行き)娘や孫もドイツ最後のキルメス楽しんだようです。
    短い期間によくまあ頑丈に組み立てて事故のないこと!

    返信削除
    返信
    1. 確かに大がかりです。数週間前から建て始めそして10日間だけで終わってしまう、毎年思うことはこれで採算が取れるのか、ということ。
      絶叫マシーンのすごいスピードを見るだけで気分が悪くなります。あんなに振り回され、頭を下にして回転を続ける!「事故のないこと」!このところないらしいけど、過去にはジェットコースターで死亡事故がありました。

      削除
  2. 三千男さん。そうですね。デュッセルドルフでまた今年もキルメスの季節ですね。長夜の祭典は楽しいでしょう。フリーマーケト、くじ引き(景品の展示)など色々とあって賑やかでしょうね。大阪でも去年は似せた祭典をやっていましたが、やったのか、やるのか、今年は分かりません。写真で青空が見えてそちらも好いお天気のようでーー。大阪の山さん。

    返信削除
    返信
    1. 今年は10日間全部晴れ、それも快晴の連続でした。昨日の日曜が最終日でした。売り上げも多かったことでしょう。今日から施設の解体、この後どこへ行くのでしょう。これだけのものが一緒に移動するとは思われません。それぞれ分散して次の開催地へ行くのでしょう。
      我が家の近くに見本市があり、そこに大きな駐車場がある。皆そこへ車をおいてシャトルバスでキルメス会場まで行くのですが、昨日そこに駐車してある自動車を見たら、ほとんどが他所の町から来たもの、半分以上がオランダナンバーだったのには驚きました。

      削除