必要な材料を混ぜ焼き型に入れ、オーブンで1時間内外焼けば出来上がるケーキ作りは簡単すぎるので、一寸野心を燃やし4月中は手間のかかるものを焼いてみました。それがここに載せたタルト2種です。よせば良いのに、レシピーの出来上がり写真を見て、わざわざゴージャスなものを選んだため、少々手こずりもしました。
その1は「ウォールナッツ・タルト」です。ウォールナッツは全部で400g必要でした
が、その内の半分は細かく挽いたものが要り、スーパーで売っていなくて自分で30分かけて包丁を使い細かくしました。土台は厚く焼いて3段に切り、下段には野生コケモモのジャム(市販品)を、中段にはヴァニラ砂糖を入れた生クリームをのせ上にケーキで蓋をしてから、全体に残りのクリームでカバーしました。そして粗く砕いたウォールナッツをバターと砂糖を煮詰めたキャラメルに混ぜ、固まったところで飾りのデコレーションとして出来上がりです。
が、その内の半分は細かく挽いたものが要り、スーパーで売っていなくて自分で30分かけて包丁を使い細かくしました。土台は厚く焼いて3段に切り、下段には野生コケモモのジャム(市販品)を、中段にはヴァニラ砂糖を入れた生クリームをのせ上にケーキで蓋をしてから、全体に残りのクリームでカバーしました。そして粗く砕いたウォールナッツをバターと砂糖を煮詰めたキャラメルに混ぜ、固まったところで飾りのデコレーションとして出来上がりです。
その2は「マスカルポーネ・フルーツ・タルト」です。土台は1の半分の厚さでそのまま切らずに使い、その上にゼラチンを入れたイチゴ、モモ、キーウイをのせて固まるまで数時間−半日置きます。その後マスカルポーネ・チーズにヴァニラ砂糖とピューレーしたイチゴを混ぜたクリーム状のものをのせ、これをまた固まるまで冷蔵庫に寝かせます。こうして出来上がるまでにほぼ1日かかりました。
どちらもなかなかの味だった、と自負しています。自分で焼いたものは市販のケーキ類に比べ甘さが控えめとなり食べ易い、と好評です。土台の厚いタルトは2段あるときは3段に切ってその間にママレードやクリームを入れるのですが、上手く切るのがなかなかの作業となります。今回も妻を助手にたのんで悪戦苦闘しました。
薄い土台のものはそのまま上に何層かゼリーやクリームで固めたものをのせるのでタルトリングを使用しますが、十分固まるまで長い時間がかかります。下に載せたのは少し以前に焼いた「赤ワイン入り・サクランボ・タルト」で、やはり同じ範疇に入ります。どちらにしても、オーブンに入れて焼き上げればそれでおしまいという普通のケーキやクッキー、マフィン類よりタルトは手間のかかることおびただしい次第です。それだけに出来上がったときの喜びもひとしおです。さて次は何に挑戦しようか?材料に白ワインが1リットルも必要となりますが「卵入りポンチ・タルト」が出来上がりの見た目が良いのでやってみようか、と思っているのですが…?