2011年12月8日木曜日

飲んだり、食べたり(2)



 出来立てを熱々で食べるものが多い中、マッシュルーム(Chmpinions)も人気の食べ物です。小さくて丸い茶色のマッシュルームを炒め、それにクリームや溶けるチーズをかけます。知り合いの日本人Tさんが食べていたのを見つけ、モデルになってもらいました。同じ店には焼いたチーズ(カマンベール)も売っていました。

 熱い(heiß)という文字を看板に出しているのは、栗の店です。「甘栗」とか「焼き栗」ではなく「熱栗」(Heiße Marone)です。粒は小さめですが、大きな鉄鍋でじっくり時間をかけて焼いた味はなかなかのものです。
 
 今度は揚げ物でReibekuchenです。そのまま訳せば「摺ったケーキ」で何のことかわかりませんね。これはジャガイモを摺り(おろし)塊(かた)めて(クーヘンには「かたまり」の意味もある)油で揚げるもので、それにリンゴムース等をかけて食べます。一人前として3枚入れてくれるので、これまたボリュームのある食べ物ですが、ドイツ人のおばあさんでも美味しそうにペロリと平らげています。高温の油の前で終日揚げているおばさんも大変な重労働だろう、と同情します。


 把っ手がついている機械はワッフル(Waffel)を焼き器です。焼いた後その上に粉砂糖、シナモン、クリーム、ヌテラ(チョコレート)等を乗せるのは、クレープの場合と同じですね。右端のケースに入っているのは?!まるで中華のニクマン(肉饅頭)そっくりですが、これはDampfnudelと呼ばれるダンプリングで、下部は香ばしく焼いて上部はフカフカに蒸すのです。中味が入るものとないもの(その場合はたっぷりグレービーをかける)とあるようですが、私自身試食したことがありません。


 あとは、「愛してるよ!」と文字を入れたハート形の首から掛ける大きなクッキー、アーモンド等のナッツ類を香料の入った砂糖で包んだ砂糖菓子の店や、前を通る度にツーンと鼻をついてくる香料を一杯入れた何百種類のボンボンを売る屋台やら、クリスマスマーケットの食べ物、飲み物の屋台はバラエティーに富み、ドイツのクリスマスの懐かしい光景となっています。

2 件のコメント:

  1. 良いですね〜〜〜
    こういう感じ大好きです。
    恋人と楽しく食べたり飲んだりしながらブラブラしてみたいです。
    あっ!
    早くお相手見つけないと!!!

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  2. Miluさん
    「早くお相手見つけないと!」ですって?ご冗談でしょう。「どの相手にしようかな?」というお悩みでしょう?
    ぶらぶらしながらあれこれ食べたいのはやまやまですが、お腹の方がすべては受け付けません。2,3日かければなんとかなるかも知れませんが。
    (また訪日しており、ご返事遅れました。お許しを)

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