2011年7月25日月曜日

キイチゴ摘み



 夏の散策の楽しみの一つに、野原や道端、公園の茂みになっているいろいろな木の実やベリー摘みがあります。


 盛夏の今の時期、どこにでも見つかるのはキイチゴ(独 Brombeere)です。先日妻と自転車で出かけた児童公園のブッシュにも、鈴なりになっているのを見つけました。赤いのはまだ熟しておらず食べられません。それで、良く熟れた大きめの実だけ採るようにします。でも、実を摘むにはいろいろ注意しなければなりません。このバラ科の植物には、小さいながらとげがあり指や腕にチクチクと痛く刺さります。高いところにキラキラ光る立派な実が沢山なっているのが分ります。でも、なかなかそこまでは手が届かないので背伸びしてやろうとしますが、そんな時はやはり刺で怪我をすることが多いです。また、誤ってつぶした実の汁が衣服につくと取れ難くなるので要注意です。


 2人で半時間も摘んだらこんなに沢山取れました。このキイチゴ、スーパーでも売っていますが安くはなく、1パック250gで2−3ユーロの値段がついています。


 子供たちは摘んだ端から口に入れて食べていますが、そうそう沢山は食べられません。それに道端の低いところについている実は不衛生なので、そのまま食べない方が良いでしょう。我が家ではこれを煮、濾して、ゼリー砂糖を加えジャムを作っています。材料は野生のキイチゴや野バラ、ニワトコ等が主ですが、それだけではなく、市場に出る旬のベリーやフルーツ類も使います。そのため最近では市販のジャムやママレードを買うこともなくなり、また食べ切れない分はお友達やお隣さんに差し上げて喜んでもらっています。

2 件のコメント:

  1. 木いちごの収穫、楽しそうです。
    採れたては美味しいですよね。
    スーパーに売っていますが、農薬が使われているかもしれないと思うと
    中々、怖くて買えません。
    自然食品店のものは高いですし・・・
    口一杯に入れて食べてみたいです。 ^^;

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  2. 材料はやはり野生のものが野趣があって面白いです。キイチゴなど、明らかにプロと思われる人が、携帯用ハシゴなどを持って来て高いところの実を採っているのを見かけます。
    作り方のガイドブックも沢山出ています。一種類だけではなく、いろいろな材料になる果物を組み合わせる作り方など、良い参考になります。

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